ペット業界について
現在の日本はペットブームに湧き、特に犬の厚生労働省への登録件数は、この10年間に480万頭から660万頭へと40%も増加しており、登録外の頭数を考えると約2倍の1200万頭も飼われていると言われております。
ペットフード工業会が行っている犬猫飼育率全国調査によれば、犬を飼育している理由は「一緒にいると楽しいから」「自分が癒されるから」「和むから」といった自分本位のものが多く、ひと昔前の飼育理由である、「防犯のため」「子供の情操教育」などの理由をあげる飼い主は減ってきました。とくに単身世帯では、この傾向が顕著に伺うことができます。まさに社会変化に伴って、犬は「コンパニオンアニマル=伴侶動物」とも言うべき存在になったのです。
また、
犬飼育のきっかけについてのアンケート結果には「犬を飼える住宅や周辺の環境が整ったため」「経済的ゆとりが出来たので」が大半を占めています。日本経済の成長に伴う経済的なゆとりを理由に、ペット業界は右肩上がりで成長を続けており、2010年には2兆円を超えると推測されています。矢野経済研究所による「ペットビジネスマーケティング総覧2007年度版」によると、2005年度の総市場規模は1兆円を超えており、ペットフード市場については2654億円にも達しております。
市場拡大に伴いペット向けのサービスもいろいろと開発され、高度な医療設備を持つ動物病院、ペットホテル、ネコカフェ、ペットと同伴できる喫茶店、ペット霊園、ペット火葬を専門に扱う業者、お墓はもとより、犬の温泉施設まで登場してきております。まさにペットは家族の一員と考える社会となりました。
|